目次
人工降雨法の歴史
種々の人工降雨法
新しい液体炭酸人工降雨法の適用シナリオ
降水(降雨)の仕組み
人工降雨実験ドキュメント(成功事例;失敗事例)
人工降雨の研究、普及の利点と問題点は何か
内閣府日本学術会議からの提言(対外報告)
人工降雨の今後の課題
著者等紹介
真木太一[マキタイチ]
筑波大学北アフリカ研究センター客員教授。九州大学名誉教授
鈴木義則[スズキヨシノリ]
九州大学名誉教授
脇水健次[ワキミズケンジ]
九州大学大学院農学研究院
西山浩司[ニシヤマコウジ]
九州大学大学院工学研究院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
2
これは良書!2012年3月発行。人工降雨の研究理念は元より、データの引用に失敗例も記載されて問題提起及び示唆にも。フリーエネルギーと共にこれから水資源が重要な課題になってくるだろうと予測される中、液体炭酸という低コストを実現した事も興味深い。濃霧や台風、お天気現地豆記者の発足、ゲリラ豪雨、渇水,五輪etcなど様々なものとリンクが繋がっていく。それにしても研究と言うものは2番手ではダメだろうと思う。(ついに、私にもヒャドやダイヤモンドダストが使えるようになるのも、そう遠くないな☆と喜びと希望の読了(笑2012/10/16
kozawa
1
なんか読書メーターのデータがおかしいけど「人工降雨―渇水対策から水資源まで」のコメント。人工降雨研究の今までと現在、どんな種類があってどんな結果が得られているのか等。基本的に雲もないようなところに雨を降らす話はない。2012/06/11
こばこ
0
タイトルは「人工降雨―渇水対策から水資源まで」。数ある人工降雨法のなかで、「液体炭酸法」を採用した研究者によって書かれたもの。理論と背景、そして成功例がわかりやすく書かれていて分かりやすかったが、結局なぜ「ドライアイス」の方ではよくないのか、ということが明確ではなく、またより積極的に、大規模に実験が行われている他の手法の状況について全く説明がなかったのは、一見包括的な範囲について言及しているともとられかねない書籍名には反するとは。他の手法についての書籍も併せてみたいと感じた。2016/01/23
トーコ
0
読んでみて、初めて知った事も。 この本を読み終えた後の、偶然のように毎日長い時間 降りつづける雨。 雨に何かが入ってるのか考えると、傘無しでは外に出られない。2022/05/14