内容説明
本書は、著者らが長年にわたり付き合ってきた騒音に関する社会調査データについて、その収集、蓄積、管理方法の実際を示すとともに、各種の解析を通じ、データに内在する声(データの集合としての合唱効果=法則性)を抽出し、その活用の一端を紹介しようと試みたものである。
目次
第1章 音と耳
第2章 dBと音の定量表示
第3章 騒音の測定と評価法
第4章 日常生活における音の暴露
第5章 住居の音環境
第6章 近隣騒音
第7章 沿道の音環境
第8章 鉄道沿線の音環境
第9章 航空機騒音とWECPNL
第10章 社会調査データの蓄積と管理
第11章 データ解析手法
著者等紹介
久野和宏[クノカズヒロ]
三重大学教授、1942年生まれ。騒音の予測・評価、音と文化、音場解析、データ解析などの研究に従事
林顕效[ハヤシアキノリ]
鈴鹿医療科学大学教授、1940年生まれ。各種騒音に関する社会調査及び分析、環境影響評価、情報処理工学等に関する研究に従事
三品善昭[ミシナヨシアキ]
大同工業大学教授、1944年生まれ。騒音・振動に関する社会調査データの収集・蓄積・管理、日常生活における騒音暴露量の研究などに従事
大石弥幸[オオイシヤサキ]
大同工業大学教授、1953年生まれ。騒音・振動に関する社会調査データの収集・蓄積・管理、聴覚及び振動感覚の研究等に従事
野呂雄一[ノロユウイチ]
三重大学助教授、1962年生まれ。デジタル信号処理、音響計測システム、騒音下におけるPAシステム等に関する研究に従事
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