目次
第1章 建築物と民法や行政法(法規制)に関する原則(建築物に対してなぜ法規制が必要であると考えられているのか;建築基準法による建築規制には、どのような種類の規制があり、それぞれどのような機能等があると整理されているのか ほか)
第2章 建築の発注・設計・監理・確認・検査をめぐる原則(規制での最小限の要求が、発注者の最大限の要求に転化する背景とは;「良い建築」をめぐって、建築主と設計者の間で共通認識が育ちにくい背景とは ほか)
第3章 建築設計や施工の実務と契約・法適用をめぐる論点(建築主との建築設計契約はどのような形で結ばれることが求められているのか;設計図書の法・契約上の位置づけと現場の認識とでは乖離があるのではないか ほか)
第4章 建築生産における各関係者の責任分担(各建築生産関係者の責任の原則(その1) 公法上の責任とは
各建築生産関係者の責任の原則(その2) 私法上の責任とは ほか)
第5章 建築物の維持管理における論点(建築物の所有者らの管理責任にはどのようなものがあるか;建築物の所有者らは、注意義務を尽くせば責任を負わないのか ほか)