内容説明
本書では、数学を用いて体系化された力学理論を建築の構造デザインと接点を持ちながら学ぶことができるようにしている。力学現象を理解するための数式展開を、冗長さを厭わず丁寧に記述した。各章の後には演習問題を付け、学生が自分で式展開して導いた解答を模範解答と照らして理解が深まるようにした。
目次
弾性という性質
引張と圧縮
曲げとたわみ
断面の諸特性
せん断
座屈
複合材料の力学
3次元問題
ねじり
平板構造
シェル構造
エネルギー原理
著者等紹介
桑村仁[クワムラヒトシ]
1975年東京大学工学部建築学科卒業。1977年東京大学大学院工学系研究科修士課程(建築学専攻)修了。同年新日本製鉄(株)。1986年ミネソタ大学大学院博士課程(土木建築学専攻)修了。1991年東京大学工学部建築学科助教授。1996年東京大学工学部附属総合試験所助教授。1999年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授
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