地方都市の市街地整備

地方都市の市街地整備

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  • サイズ A5判/ページ数 129p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784765524483
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3052

内容説明

地方都市においては、中心市街地の空洞化が問題となっており、その解決策として、大都市と同じように効率性のみを第一とした道路パターンを整備すると、地方都市の人口や産業は相対的に規模が小さいため、中心市街地の空洞化を助長してしまうことになりかねません。地方都市においては、とりわけ経済と環境のバランスした計画手法の確立が必要な所以です。計画課題を明らかにし、その対応策を事業化していく過程において、さまざまな主体が関わり、役割分担を行いながら、計画を実現していく。このための合意形成過程について、合意形成モデルなど事業の実現においての解決手法が必要となります。本書は、このような問題意識のもとに研究を行ったもので、平成11年に著者が九州大学から学位を授与されたことをきっかけとして、25年間の研究をまとめたものです。

目次

市街地平面形態の構造分析
道路ネットワーク評価手法へのグラフ理論の適用
バランスのとれた開発のための計画立案方法
合意形成のための意思決定モデルの諸特徴
都市再開発推進上の隘路の検討とその実現可能性への諸提案

著者等紹介

高梨啓子[タカナシケイコ]
1964年武蔵工業大学工学部卒。同年鹿島建設(株)設計部勤務。1979年早稲田大学大学院理工学研究課博士課程修了。同年(財)計量計画研究所都市計画研究室勤務。1992年(株)日本インテリジェントトラスト開発総合研究所調査部長。現在(株)日本インテリジェントトラスト取締役、博士(人間環境学)、一級建築士。主要著書「高齢者の社会参加とまちづくり」(共著、公務職員研修協会)論文、講演多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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