内容説明
この本は、障害を乗りこえて自立する数々の事例を通して、これからの住まいの在り方を模索しようとするものである。サブタイトルの「バリアフリー住宅」とは、段差のない床、手すり付きの浴室や便所、幅の広い廊下など、車いす利用も可能な条件を装備した住宅を意味している。
目次
1 既存住宅の検証―疑似体験用具と車いすを利用して(Y宅―木造2階建;S宅―木造2階建;A宅―木造車庫組み込み高床型式2階建 ほか)
2 障害を乗りこえて自立する新しい住まい(限りなく普通に近い住宅の中で;外断熱の快適空間の中で;新しい技術の可能性の中で ほか)
3 さまざまなバリアへの対応と工夫(経済的な問題;内と外との接点;垂直方向の移動 ほか)
4 資料編―障害者住宅設計指導書(フィンランド)