内容説明
戦後の繁栄を支えた要素のひとつに道路網の整備があった。それを可能にしたのは日々新たなる技術革新と、あくなき舗装工法の開発であった。本書は、その原点であり、後に舗装技術を先導することになる自動車専用道路について、草創期に、計画・設計・施工に携わられた先達の情熱を記録したものである。
目次
第1章 戦前の自動車国道調査
第2章 調査再開と千歳弾丸道路の着工
第3章 有料道路事業の開始
第4章 名神高速道路建設への始動
第5章 山科試験舗装工事の実施
第6章 新時代を迎えた高速道路
資料(名神高速道路山科舗装工事施工計画概要;道路の構造とアスファルト舗装の構成)