シナジーセラミックス〈2〉材料基盤技術と要素技術

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  • サイズ B5判/ページ数 244p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784765501347
  • NDC分類 573
  • Cコード C3043

内容説明

機械的、電気的、磁気的、光学的、熱的特性などを少なくとも二つ以上共生・調和させた新しいセラミックス材料―シナジーセラミックス材料―を創製するための材料開発コンセプトとして高次構造制御概念を導入し、平成6年度よりシナジーセラミックス研究プロジェクトがスタートして、10年が経過した。平成11年度よりスタートした第2期においては、第1期で開発した基礎的要素技術を基盤として、エネルギー関連、環境関連への技術波及効果を考慮しつつ、エネルギーの高度利用材料、環境浄化材料、自動車の高性能化材料、産業技術高度化・省資源化材料などの実用化材料の開発研究における明確な開発目標を設定して、5年間にわたるシナジーセラミックス研究プロジェクトを行ってきた。特に実用化部品やモデル部品は、研究成果のデモンストレーションで多大のインパクトを与えているが、しかしながら今後5年、数十年後に本プロジェクトが果たした技術シーズを正確に評価すべき学術的寄与も必要であると考え、学術的レビューを専門書として刊行することになった。

目次

1 序論―シナジーセラミックス
2 エネルギー利用システム材料(柱状粒子配向型高信頼性多孔質窒化ケイ素;配向制御による高耐熱性多孔質窒化ケイ素 ほか)
3 高耐性摺動材料(ナノ構造制御による高度多機能セラミックス;高熱伝導耐摩耗性シリコン基セラミックス ほか)
4 環境システム材料(電気化学セルによるNOx選択浄化;Warpage‐free Co‐fired Multilayer Ceramics ほか)
5 応力解析・破壊予測技術(ミクロ挙動とマクロ挙動を結ぶ強度設計・評価技術;不均質ミクロ領域の応力測定技術 ほか)

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