内容説明
事故の直前直後の車の挙動を解明するには現場のどこ・何に注目するべきか?事故捜査の基礎から実践まで。
目次
第1編 交通事故捜査の考え方(科学的な交通事故捜査とは;間違いのない未完成品としての事故捜査;先入観の排除(轢き逃げ事故を例に))
第2編 事故調査と実況見分(実況見分の検索ファイル;実況見分の実例)
著者等紹介
上山勝[ウエヤママサル]
1944年島根県に生れる。1968年警察庁に入庁。「交通事故における乗員のKinematicsの法医学的応用に関する研究―自動二輪車事故および乗用車事故における運転者識別―」にて医学博士(東京大学大学院医学系研究科)の学位を取得。科学警察研究所法科学第二部機械第一研究室長、交通部車両運転研究室長、交通安全研究室長、交通部部付主任研究官を経て、現在、科学警察研究所附属鑑定所長。ライフワークとして交通事故の鑑定・再現、交通事故予防、交通安全などの研究に従事。この間、米国ロサンゼルス中央検視局法科学研究所に留学、交通事故の傷害のメカニズムについて研究。専門は交通事故の工学的再現手法(鑑定・調査)。交通事故自動記録装置(TAAMS:Traffic Accident Auto Memory System)を開発し、事故の発生メカニズムの解明を研究テーマに研究、映像による交通安全教育の普及および実証的な交通事故再現の必要を説いている
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