内容説明
欠陥住宅、室内環境、価格や設計の問題など、住宅に関する議論は数多くなされているが、政策・産業構造・住む人の意識それぞれの改革による「消費者優先の住宅供給」という本質的な課題の議論が欠けてはいないだろうか。住宅を個人の資産や耐久消費財として考えるのではなく、「社会資産」であると発想を転換していかないと、2020年には現在の住宅はスラム化するかもしれない。本書は良好な都市基盤である住宅のあり方、それを提供する方策を技術的・社会的両面から述べていく。
目次
第1章 日本の住宅問題
第2章 住宅に対する消費者の満足度
第3章 住宅そのものの改革―技術的要因に対応して
第4章 住宅産業にかかわるシステムの改革―社会システム的要因に対応して
第5章 周辺環境の改善―良好な住宅地・市街地景観をつくるために
第6章 むすび―これからの住宅づくりに向けて
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