感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三井剛一
9
精神科医の心構えは、視点が違い、学びが多かった。 患者と接触する時間が長い理学療法士は、お互いに陰性感情を抱きやすい状況である。その中で、適度な距離感を保つことが大切。 精神疾患を有する患者の身体症状も、身体的要因を常に頭に入れて臨む。あってはいけないことだが、無意識に思い込みがある。 具体的なアドバイスも多く、役立つ。2023/04/22
Asakura Arata
6
身体科の先生用の本。しかしスティグマまみれの先生は絶対読まないだろうなあ。精神科ローテのときに指導医から無理やり読まされるとかいうパターンが多いかも。2021/06/02
key_yarn
2
患者さんに対して、医師が嫌だな、関わりたくないと感じるような気持ちの引っかかりを「陰性感情」という。この本では、陰性感情の成り立ちと対処法の基本が書かれている。本には内科あるあるの、メンタルの患者さんって分かると先生の身が引けていく様子に対して、当たり前だけど身体疾患鑑別しっかり!気持ちに寄り添ってよ!、と書いてある。それと、それぞれの精神疾患のtipsも…。一言でいって、慣れてないからビビる。分からないのが嫌、無力感を感じたくないのが核心。知ろう、そしてかかわろう。意外に役に立てることは多いもの。2023/10/03
まにまに
1
内科医として毎日診療する中で、どうしてもストレスを抱えてしまい、その一因が患者に対する陰性感情や、自分に向けられる陰性感情だったりするのだろうか、と思って手に取ってみた。普段から自分目線や患者目線、第三者目線を意識してやることはちゃんとやってはいる一方、私のネックは「何事もひとりで抱えるにはストレスになります。」のこの一言だった。全部抱えてしまっていたのがよくなかったみたい。かと言って話を聞いてくれる職場ではないのが辛いところ...まあ仕組みはなんとなくわかったので明日からまた生かしていきたいと思います。2022/04/20
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