出版社内容情報
“最も患者と医療者の狭間で揺れ動く存在である医学生と研修医/若手医師の体験”を通じて“Choosing Wisely”の理念と具体像を描き出す
日頃、こんな“モヤモヤ”感じていませんか?
「すべてCT撮影すべき?」
「不要な検査は減らせるか?」
「抗菌薬の適正使用とは?」etc…
解決の糸口は“Choosing Wisely”にあります!
Choosing Wiselyとは、
医療者と患者が対話を通じ、しっかりとしたエビデンスがあり、患者にとって本当に必要で、かつ副作用の少ない医療の賢明な選択をめざす、国際的なキャンペーン活動」であり、惰性的な検査・過剰な診断や治療を見直すことを推奨し、この理念に基づいた医療を実現させることを目的に活動している
本書は“最も患者と医療者の狭間で揺れ動く存在である医学生と研修医/若手医師の体験”を通じて“Choosing Wisely”の理念と具体像を描き出そうとする一つの試みである
目次
第1章:賢い医療の選択“Choosing Wiselyキャンペーン”とは何か?
Choosing Wiselyキャンペーンはどのように始まり、世界に広がったのか?-小泉俊三
Choosing Wiselyキャンペーン、若手世代のうねり-荘子万能
第2章:医学生・研修医の体験から〜Case&Essay〜
CASE 1 手術という治療選択は患者に何をもたらすのか?-池尻達紀(小泉俊三)
ESSAY 1