映画にみる心の世界 - パノラマ精神医学

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784765313179
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

 いじめや不登校,校内暴力,ひきこもり,幼児・高齢者虐待,DV,対人関係のストレス,自殺,自傷,ドラッグ…と現代社会が抱える諸問題は多様化し,その背後には現代人の心の平衡・健康を消失しつつある危機感,心の健康障害,精神を病んだ姿が見えてくる.これらは多面的な視点をもち,精神医学の観点のみから捉えることができないが,精神科医である著者はこれら諸問題を心の健康障害として捉え,映画解説を随所に取り入れて,映画の中で描かれている心の健康障害を精神医学の視点から紹介した。
 映画を楽しみながら健康障害を理解できる,とっつきやすく読みやすい精神医学の手引書である.たとえば,ストレス対処法では映画『ポーラー・エクスプレス』(ロバート・ゼメキス監督,2004年)を紹介している.この映画を観たことのある読者は映画のシーンを思い出しストレス対処の奥義を学ぶだろう.あるいは映画を知らない人は興味を抱いてレンタルビデオやDVD屋に走るかも知れない.
 本書をきっかけにして映画を鑑賞することでさらに心の健康問題に目を向けていただきたい.映画は古くは1940年代から最新版2007年のものまで約100点をセレクトした.心の健康障害を理解するための入門書として一味ちがったユニークな本に仕上がっている.幅広い読者層にお薦めする.

[主な掲載映画リスト](出典順)
 ○『ポーラー・エクスプレス』(ロバート・ゼメキス監督,2004年)
 ○『アラバマ物語』(ロバート・マリガン監督,1962年)
 ○『カッコーの巣の上で』(監督 ミロス・フォアマン,1975年)
 ○『博士の愛した数式』(小泉堯史監督,2006年)
 ○『私の頭の中の消しゴム』(イ・ジェハン監督,2004年)
 ○『コーマ』(マイケル・クライトン監督,1977年)
 ○『レナードの朝』(ペニー・マーシャル監督,1990年)
 ○『酒とバラの日々』(ブレイク・エドワーズ監督,1962年)
 ○『シャイン』(スコット・ヒックス監督,1995年)
 ○『ベニスに死す』(ルキノ・ビスコンティ監督,1971年)
 ○『デジャブ』(トニー・スコット監督,2006年)
 ○『ライムライト』(チャールズ・チャップリン監督,1953年)
 ○『心の旅路』(マーヴィン・ルロイ監督,1942年)
 ○『ジギルとハイド』(ステイーブン・フリアーズ監督,1996年)
 ○『アナラズ・ミー』(ハロルド・ライミス監督,1999年)
 ○『めまい』(アルフレッド・ヒッチコック監督,1958年)
 ○『ランボー』(テッド・コッチェフ監督,1982年)
 ○『エデンの東』(エリア・カザン監督,1955年)
 ○『2001年宇宙の旅』(スタンリー・キューブリック監督,1968年)
 ○『ルートヴィッヒ神々の黄昏』(ルキノ・ヴィスコンティ監督,1980年)
 ○『タクシー・ドライバー』(マーティン・スコセッシ監督,1976年)
 ○『ナッツ』(マーチン・リット監督,1987年)
 ○『イヴのすべて』(ジョセフ・L・マンキウィッツ監督,1950年)
 ○『欲望という名の電車』(エリア・カザン監督,1951年)
 ○『マイ・フェア・レディ』(ジョージ・キューカー監督,1964年)
 ○『サムサッカー』(マイク・ミルズ監督,2005年)
 ○『レインマン』(バリー・レヴィンソン監督,1988年)
 ○『ウィズ・ユー』(ティモジー・ハットン監督,1973年)
 ○『17歳のカルテ(ジェームス・マンゴールド監督,1999年)
 ○『インソムニア』(クリストファー・ノーラン監督,2002年)
 ○『ガス燈』ジョージ・キューカー監督,1944年)
 ○『刑法三十九条』(森田芳光監督,1999年)
 ○『理由なき反抗』(ニコラス・レイ監督,1955年)
   (など多数)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へのいち

7
精神疾患の症状をわかりやすく伝えるとともに、それを映像で見るとどうなるのかということを上手く紹介している本。文字だけではわかりにくい状態を、映画という媒体を使って、興味を持てるように出来ています。意外な映画が紹介されていたり、その映画の簡単なあらすじも紹介されているので、面白く読めました。学習意欲が刺激されます!2014/12/18

たかね@心理学

3
映画の情報無しで評価しても、非常に分かりやすい精神医学の教科書のような書籍。臨床心理と精神医学を総括するパノラマ精神医学という言葉を使用し、多面的な解説を行っている。映画は異常心理を題材にしたものから、メジャーな映画のある人物にこの症状が見られる、など、取り上げられるジャンルは様々である。映画部にはあらすじと解説(診断)が各症状分類の後に述べられており、説明部で学習し、より理解するために映画のあらすじ、そして実際の視聴へ、と学習の促進にも配慮している点が素晴らしい。2014/08/15

しらたま

2
懐かしの映画を織り交ぜて、意外にも専門的なこころの解説。考えてみると映画の登場人物にはちょっと個性的で危なくて刺激的な方がたくさんいらっしゃいます。2014/06/19

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