出版社内容情報
《内容》 ・降圧薬による副作用50症例を提示し,降圧薬の処方についてきめ細かい解説を加えた.
・患者に副作用の少ない降圧薬の処方を追及していく経過が臨場感にあふれ,退屈せずに読める解説書である.何年にもわたる医師と患者の関わり合いが見えてくる好著.
・改訂にあたって,症例を増やし,高血圧治療ガイドライン2004年版に触れ,早朝高血圧の章を加え,新しく発売された薬剤も追加して,さらに充実した.
・服薬指導に最適
《目次》
第I章 降圧薬の使い方のヒント
第II章 高血圧患者の診察・検査
第III章 高血圧治療ガイドライン2004年版について
第IV章 症例から考える降圧薬の使い方
1.降圧薬の作用を考える上で、必要な知識
2.症例から考える降圧薬の使い方(副作用症例を中心に)
1 降圧利尿薬
2 カルシウム拮抗薬
3 β遮断薬(βブロッカー)
4 アンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACEインヒビター)
5 アンギオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)
6 α遮断薬(αブロッカー)
7 中枢性交感神経抑制薬
8 ラウオルフィア製剤
9 多剤併用
第V章 早朝高血圧の治療
1.早朝高血圧の病態
2.早朝高血圧の治療についてのこれまでの報告
3.早朝高血圧の治療法―著者の考え―