医学要点双書
発生学 (第5版)

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  • サイズ B5判/ページ数 135p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784765311830
  • NDC分類 491.2
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》  発生学は,ヒトのからだの構造の深い理解,あるいは先天異常や疾病の成因を理解する上で,不可欠な学問分野であり,また産科学や小児科学などにも直結する学問領域であって,独学ででも学習しておくべき必須の科目であると思う.本書では,そのためのいささかの手伝いができることを願って,ヒトの個体発生の梗概を記載発生学の立場から簡潔にまとめた.
 ところで発生途上における胚の形態変化は,時間の経過とともに移り変わるなど,発生事象の動的理解は必ずしも容易でない.発生学を学ぶ上で必要なこの動的理解の助けになるよう,本書ではなるべく多くの図を使用し,また図と説明とを対向させている.本書は入門書としてはもちろん,復習的,総括的な利用にもたえ得るものと思っている.
さて,この第5版における,主な改訂点を以下に記した.
(1) 現今,発生生物学分野では,クローンや,胚性幹細胞 など,新しい課題への アプローチが展開されているので,それらの成果を踏まえた記述を,本書・ 発生工学の項目に追加し,関連した研究動向も紹介している.
(2) 形態発生は三次元的な理解を必要とするので,さらに,幾つかの新しい写真 を追加・挿入している.
(3) 内容と共に,デザインやスタイルについても大幅に刷新した.
(4) 巻頭に新たにカラー図を配し,それらも美的感覚に耐え得るようにと意を配 った.
(5) レイアウトでは,見開き2ページを一つの単位とし,文と図とを対向させる という初版からの基本を,出来る限り保持するよう努めた.    

《目次》
1.発生の概要
2.染色体と細胞分裂
3.発生工学
4.生殖細胞
5.受精と卵割
6.着  床
7.二層性胚盤
8.三層性胚盤
9.胚葉の分化
10.胎  膜
11.胎 盤
12.胎児期の変化
13.先天異常
14.運動器系の発生
15.体肢の発生
16.中枢神経系の発生
17.心臓,脈管系の発生
18.胎児の循環系
19.咽頭弓の変遷と顔面の形成
20.消化器系の発生
21.呼吸器系の発生
22.体腔・間膜の形成
23.泌尿器系の発生
24.生殖器系の発生
25.感覚器の発生
26.外皮系の発生

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