目次
宿命と流浪の日々
事件のあとさき
ナナカマドの赤い実
告白の朝
よみがえった虹
少し長いあとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
4
たまたま続けて自費出版の本を読むことになった。まー、仕事柄たいへんな人生を送ってらっしゃる方には事欠かないので、体験された出来事そのものの重い軽いにはあまり動かされない。そこで何を感じられたか、何を気づかれたか、ということで、そしてそれがいかに表現されているか、こちらに伝わってくるかのほうに重きを置いてしまう。息子さんの「世の中には母さんよりも不幸な人生を送る人がいっぱいいるのだから、その人たちの幸せを祈るつもりで書くとよい」、これにつきますかね。どなたの体験も貴重です。悲惨度を比べる必要などありません。2014/04/13
Hiroki Nishizumi
0
わが子を殺めた母の半生記。実に迫力がある文章だ。人間はここまで強くなれるんだ。どんな時でも心の持ち様を崩さないようにしよう。2012/02/17