内容説明
取引先のために、あなたは何ができますか?地域に選ばれる金融機関となるにはいま、このノウハウを学べ!6,000社以上の経営支援を手掛ける中で発揮されてきたノウハウの数々!この本には従来のセオリー本とは一線を画す現場の焼きつくようなリアル(現実)がある。
目次
第1章 取引先の「光るところ」を見つけ出せ!
第2章 取引先を“稼ぐ企業”に変える提案術
第3章 これが目利きだ!事例で学ぶ小出流面談術
第4章 取引先のやる気を引き出す会話術
第5章 取引先を“稼ぐ企業”に変える必勝パターン
第6章 企業の目利き&コンサルのよくある悩みにこたえるQ&A
著者等紹介
小出宗昭[コイデムネアキ]
株式会社イドム代表取締役。富士市産業支援センターf‐Bizセンター長。1959年生まれ。法政大学経営学部卒業後、(株)静岡銀行に入行。M&A担当などを経て、2001年に創業支援施設「SOHOしずおか」へ出向、インキュベーションマネージャーに就任。2005年、起業家の創出と地域産業活性化に向けた支援活動が高い評価を受け、「Japan Venture Award 2005」(中小企業庁主催)経済産業大臣表彰を受賞。2008年に静岡銀行を退職し、(株)イドムを創業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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akihirok
3
金融機関における目利き力とは、事業の良し悪しを判断するだけでは不十分であり、売れるか売れないか、どうすればもっと売れるのかを見極める必要がある。そのためには、相手へのリスペクトを前提として、良い面(強み)に着目することがポイントだという。ついつい問題点に着目してしまっていることに反省。2019/01/14
S.A.
0
・取引先をリスペクトして対等な姿勢で話す ・現状ではなく、商品の魅力に着目 ・人脈は大事 ・相手の業界の最新動向を調べて話す価値を感じてもらう ・相手の納得を得る提案を 元・銀行マンで企業再生や経営支援に携わる方の1冊。金融機関の担当者はコンサルになるべきだという 考え方だが、我々マーケティング寄りの人間も見直すために読むとよい。
久保宏樹
0
本業支援。重要性は頭では分かっているものの、実際の行動が難しい。だからこそ取組意義があるのだ。まず金融機関はサービス業であり、相手をリスペクトする気持ちを忘れるべからず。 本業支援の要諦は売上アップを考えること。そのためには光る部分(=強み)を深堀していく。光る部分をみつけるには、「これまでした仕事の中で珍しいものは」などと聞くとよい。そしてほめること。大事にしたいスタンスを4つ。①取引先と同じ目線を持つ②成果が出るまで一緒にチャレンジする③問題点が見えても」あえて指摘しない④相手へのリスペクトを忘れない2020/01/19