出版社内容情報
主要5業種のビジネスモデルを示し、企業の強みを見出し、伸ばすための支援方法や融資につなげる方策を解説!「事業性評価」とは融資を伸ばす新たなテクニックではありませんし、
ヒアリングシートや管理表を作るという作業でもありません。
金融機関が取引先企業と正面から向き合うことによって、強みや経営課題を発見し、
その改善や業績向上を支援するなかで、融資や助言につなげることなのです。
本書は企業の見方や経営改善アドバイスについて、
金融機関の行職員や事業者向けに分かりやすく解説しています。
5つの業種のビジネスモデルを理解することで、
強みを見出し伸ばすための支援方法や融資につなげる方策を学びます。
取引先企業の事業を理解し、課題を発見し、
「最適な解決策=ソリューション」を提供してください。
第1章 事業性評価を理解する
第1節 事業性評価とは何か
第2節 事業性評価が求められる理由
第3節 金融機関を取り巻く環境の理解
第2章 企業の全体像を把握する
第1節 異なる金融機関と経営者の視点
第2節 事前調査を行ってみよう
第3節 実態把握の流れを理解しよう
第4節 企業の概況を把握しよう
第5節 社内体制をつかんでおこう
第6節 ビジネスモデルを理解しよう
第7節 事業領域(ドメイン)を知ろう
第8節 外部環境の情報を収集するには
第3章 企業の事業内容を確認する
第1節 取引先企業のここを見よう
第2節 財務データからつかもう
第3節 資金繰り表からつかもう
第4節 製・商品・サービスのここを見よう
第5節 取引先の内容を時系列につかもう
第6節 販売先をつかもう
第7節 仕入先をつかもう
第8節 部門別につかもう
第9節 事業内容把握のためのチェックポイント
第4章 企業の強みを伸ばす支援をする
第1節 金融機関にできることは何だろう
第2節 企業の強みを伸ばす支援をしよう
第3節 視点を変えるアドバイスをしよう
第4節 取引先の強みをつかもう
第5節 強みと弱みを分析しよう
第6節 課題を整理し改善の優先順位をつけよう
第7節 売上を伸ばすアドバイスをしよう
第8節 事業計画書の策定支援をしよう
第9節 そして融資につなげよう
第5章 事業性評価に基づき融資を実行する
事例1 運送業のケース
事例2 食品製造業のケース
事例3 飲食業のケース
事例4 建設業のケース
事例5 自動車部品製造業のケース
吉田 浩二[ヨシダ コウジ]
澁谷 耕一[シブヤ コウイチ]
内容説明
主要5業種のケーススタディにより事業性判断から融資ネタまでを解説。
目次
第1章 事業性評価を理解する(事業性評価とは何か;事業性評価が求められる理由 ほか)
第2章 企業の全体像を把握する(異なる金融機関と経営者の視点;事前調査を行ってみよう ほか)
第3章 企業の事業内容を確認する(取引先企業のここを見よう;財務データからつかもう ほか)
第4章 企業の強みを伸ばす支援をする(金融機関にできることは何だろう;企業の強みを伸ばす支援をしよう ほか)
第5章 事業性評価に基づき融資を実行する(運送業のケース;食品製造業のケース ほか)
著者等紹介
澁谷耕一[シブヤコウイチ]
一橋大学経済学部卒、ニューヨーク大学大学院中退。1978年日本興業銀行入行、企業投資情報部副部長アジア営業開発室長を経て、2000年10月みずほ証券公開営業部部長。2002年同社退職。同年5月リッキービジネスソリューション株式会社設立。2013年4月神奈川県政策顧問就任
吉田浩二[ヨシダコウジ]
中小企業診断士。1997年広島銀行入行。東京支店・本店営業部にて法人融資渉外業務に従事。2010年より現職。中小企業向けの財務・銀行取引・事業再生に関するコンサルティング業務を担当。金融機関、中小企業再生支援協議会等を通じた専門家派遣業務などに従事。金融機関向け研修、会計事務所・法律事務所と連携したセミナーなど多数開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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