内容説明
2001年4月から「金融商品の販売等に関する法律(以下、金融商品販売法)」と「消費者契約法」という消費者保護に関する法律が施行されました。これらの法律は、いままで不明確であった金融商品取引における金融機関と業者の関係が明らかになっている法律です。そのため、これからの顧客対応業務にとって必ずおさえておかなければならないものです。本書では、最低限これだけは金融業務に携わる人間として、特に顧客に直接関与する担当者として知っておきたいことに絞り、金融商品販売法と消費者契約法の解説を行っています。
目次
第1章 金融サービス法(金融システム改革;法律の枠組みが変わる;「金融サービス法」に含まれるルール ほか)
第2章 金融商品販売法(「金融商品販売法」制定の目的;「金融商品」の定義;「金融商品の販売等」とは何か ほか)
第3章 消費者契約法(「消費者契約法」制定の目的;「消費者」とは誰を指すか;「事業者」とは誰を指すか ほか)