内容説明
リストラによる大量の人員削減に代表されるように、今までの年功序列の体制は根底からくずれはじめています。「企業は従業員の生活を最後まで守るもの」という認識は、もはや通用しません。当り前のことのようですが、これからは「自己防衛・自己責任」の名のもとに、いかに無駄な支出を抑えながら資産管理を続けていくかが大命題といえます。本書はモデルケース（事例）をもとに、ライフプランニングを提示しながら、無理・無駄のない資産管理術を伝授します。
目次
第１部 アイシン労働組合のライフサポート活動（はじめに；それは家計のリストラ活動、題して「くらし総点検活動」から始まった；目からウロコの「くらしの保障見直し活動」；生命保険は１，０００万円を超える高価な買い物 ほか）
第２部 財産形成実践編（サラリーマンの一生とライフプラン；鈴木さん入社；鈴木さん結婚；子供の誕生 ほか）
第３部 参考資料・財産コンサルティング提案書実例集（ライフプランに基づく生活資金設計、住宅取得設計；住宅ローンシミュレーション（借り換え・内入れ返済）
生命保険提案書
相続現状分析に関する報告書）
著者等紹介
小栗悟［オグリサトル］
昭和３７年岐阜生まれ。株式会社十六銀行を経て、監査法人トーマツ（デロイト・トゥーシュ・トーマツ）にて主として上場企業・中堅企業のオーナーの資産税対策、経営コンサルティングに従事。現在、株式会社中央コンサルティング、小栗悟税理士事務所代表。大手信託銀行、ハウスメーカー顧問税理士を歴任。金融機関講師（資産税）等コンサルティングを中心に活動、企業・労働組合等に対するライフプランセミナー講師多数。（主な加盟団体等）ジャパン・ライフプラン・ネットワーク（代表幹事）。日本ファイナンシャルプランナーズ協会他
水野真二［ミズノシンジ］
昭和３６年愛知県生まれ。昭和５９年アイシン精機株式会社入社 人事関係、工場原価管理関係の業務を経て労働組合専従に。平成１０年より現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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