内容説明
本書は、簿記や会計の知識を全然持っていない金融マンを対象に、決算書の読み方や分析のしかたを理解していただきたいために企画したものです。特徴はもちろん会社の決算書から、会社の性格(キャラクター)、能力(キャパシティ)および財産(キャピタル)という3Cを読みとることですが、本書の最も特徴点は、会社のこれまでの儲けの貯蓄額から会社の全般を知ることにあります。これまでの儲けの貯蓄高を見ることによって、その会社の状況のほとんどがわかるのです。これを理解すれば会社の決算書を読みことが楽しくなるはずです。
目次
バランスシートと損益計算書の構造
バランスシートで読む会社の強弱―お金の「出どころ」編
バランスシートで読む会社の強弱―お金の「使いみち」編
損益計算書で儲け額を読む