出版社内容情報
世界の公共交通政策について概説.また,交通・移動サービスに最新のAI技術を導入した日本発の未来型AI公共交通サービスを紹介.
内容説明
本書は現在のモビリティ革命の背景にある世界の公共交通政策や情報技術の進化について概説するとともに、著者らがAIベンチャー「未来シェア」を立ち上げ展開する「未来型AI公共交通サービスSAVS(Smart Access Vehicle Service)」について、その技術と社会実装の現状を紹介する。人口減少社会を生きる次世代の人々のために急がれるのは、未来のスマートシティの基盤となる、スマートモビリティ社会システムの実現である。都市の高密度で多様なデマンドをAIのアルゴリズムによって最適化し、さらには個々人の行動と価値を学習し、社会システムそれ自体を進化させるような世界への変革こそが、日本の都市と地域を救う。
目次
序章 スマートモビリティ革命へ
1章 世界の公共交通政策とスマートモビリティ革命
2章 未来型AI公共交通サービスSAVS
3章 スマートモビリティを実現する未来技術
4章 都市型デマンド交通とマルチエージェント社会シミュレーション
5章 未来のモビリティデザインと需要分析・予測・設計手法
6章 SAVS実証実験の全国展開と未来型AI公共交通への課題
7章 SAVS実証実験の舞台裏―マルチデマンド配車計算の実装
テクニカルノート 自動運転で走るSAVSの世界
8章 地域公共交通の現実とモビリティ革命への障壁
終章 SAVSで未来社会を創る
著者等紹介
中島秀之[ナカシマヒデユキ]
札幌市立大学学長。公立はこだて未来大学名誉学長(前学長)。株式会社未来シェア取締役会長。専門は人工知能、デザイン学、サービス学
松原仁[マツバラヒトシ]
公立はこだて未来大学副理事長・教授。スマートシティはこだてラボ長。株式会社未来シェア代表取締役社長。専門は人工知能、ゲーム情報学、観光情報学
田柳恵美子[タヤナギエミコ]
公立はこだて未来大学社会連携センター長・教授。スマートシティはこだてラボ研究員。専門は知識科学、情報社会論、組織社会学、地域政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kamada1001
Shu
Kitamuu
-
- 和書
- アサイゲルマニウム・光