出版社内容情報
本書は現代制御の理論を、基本的な線形代数と微分積分学を元に物理に即して丁寧に解説しています。導入では高校の物理(力学)の延長として説明をはじめ、平衡状態、状態フィードバック、状態オブザーバ、線形システムの応答、回転数制御(PID制御)、最適設計法(LQI制御)と順に理解できるように構成。どの章でも具体的な事前学習の項目とMATLAB/SCILABによる計算方法を記載し、具体的に手を動かしながら学ぶことができます。制御を意識したモノづくりのために、基礎をしっかりと学びたい方に向けた入門書。
目次
第1章 制御ことはじめ
第2章 スタートはABCから
第3章 平衡状態は安定か 不安定か?
第4章 基本の制御手段とは
第5章 センサが足りないとき
第6章 システムを知るとは
第7章 制御手段の最適選択
第8章 外乱影響を打ち消す
付録A ドローンの制御
付録B HILSアプローチ
著者等紹介
梶原宏之[カジワラヒロユキ]
1952年10月19日生。2023年3月同大学退職。主に制御系CADと造船工程計画の教育研究に従事、IEEE会員、日本船舶海洋工学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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