出版社内容情報
秋山仁先生が独自に考案・発見した定理を収録!
数学伝道師、秋山仁先生の離散幾何学の書である。
「離散幾何学」は、離散数学(グラフ理論、組合せ論など)をはじめ、物質設計、数理ゲーム、パズル、さらには芸術作品に至るまで、広い応用があることで知られている。
本書は著者の業績である、タイル張りや変身図形の設計技術を様々な数学的アイデアによって展開し、新しい理論(定理とその証明)が作られていくプロセスや、具体的な応用を示している。独自に考案・発見した多数の離散幾何学の定理を約1、000点におよぶ図版を用いて詳細に述べられている。また、読者が学習しやすいよう章末に練習問題等を配している。
内容説明
著者が離散幾何学の分野で独自に考案・発見した多数の定理を収録!数学者、数学伝道師・秋山仁教授の集大成!!
目次
第1章 タイル張りとコンウェイ・タイル(17種類の周期的タイル張り;コンウェイ・タイル)
第2章 タイル・メーカー(多面体のネットとe‐ネット;タイル・メーカーの定義 ほか)
第3章 図形の分解と変身(ハバーダッシャー・パズル;多角形の分解合同性 ほか)
第4章 適正重ね合わせ法とコンウェイ・タイル(コンウェイ・タイルの変身ペアが持つ性質;タイル張りの適正重ね合わせ ほか)
第5章 多面体の分解と変身(原子の配列とそのボロノイ領域;平行多面体とペンタドロン ほか)
付録
練習問題の解答
著者等紹介
秋山仁[アキヤマジン]
東京理科大学理学部応用数学科卒業。東京理科大学栄養教授、特任副学長。ヨーロッパ科学院会員、サントドミンゴ自治大学名誉博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。