出版社内容情報
お作法が分かれば数学は分かる!
数学はなぜ難しいのか? それは「お作法」が分かっていないからだ! 本書は、学部1年生レベルを持ち、数学が不得意で勉強する意味が分からないという方々のための“お作法本”である。その対極にある「無作法」も紹介し、読者を数学の世界へと誘っていく。
目次
第1章 始めに
第2章 言葉の重要性
第3章 数学が分かるとはどういうことか:無作法の勧め
第4章 数学のお作法
第5章 無作法のお作法:近似、精度、誤差、アルゴリズム
第6章 統計現象の取扱い:バラついた値と集団の性質
第7章 歴史から学ぶ証明の重要性
第8章 数学は役に立たない?
著者等紹介
藤原毅夫[フジワラタケオ]
1944年仙台に生まれる。父親の勤務の都合で日本全国いくつかの都市での生活を経験。10歳以降は東京で育つ。東京大学工学部助手、筑波大学物質工学系助教授、東京大学工学部助教授、教授、東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻教授を経て、2007年3月定年により退職。2007‐2017年東京大学大学総合教育研究センター特任教授。2017年より東京大学数理科学研究科特任教授(数理・情報教育センター研究センター)。工学博士、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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