出版社内容情報
数学的に厳密に変分問題を解く際に不可欠な正則性の問題を、本分野最大のトピック「部分正則性」を中心に解説!「最小作用の原理」に純粋数学が挑む!
変分問題とは,ある汎関数(関数の関数)の最小値を求める問題である。自然現象からビジネスの課題まで、変分問題で扱えるものは多い。
本書では、数学的に厳密に変分問題を解く際に不可欠な正則性の問題を、本分野最大のトピック「部分正則性」を中心に解説!
0 変分問題とは――いくつかの例
1 準備
2 存在定理,オイラー‐ラグランジュ方程式
3 弱解の正則性――線形の場合
4弱解のC0,α-評価,C1,α-評価
5逆ヘルダー不等式とHigher Integrability
6部分正則性
立川 篤[タチカワ アツシ]
著・文・その他
目次
0 変分問題とは―いくつかの例
1 準備
2 存在定理、オイラー―ラグランジュ方程式
3 弱解の正則性―線形の場合
4 弱解のC0,α‐評価、C1,α‐評価
5 逆ヘルダー不等式とHigher Integrability
6 部分正則性
参考文献
著者等紹介
立川篤[タチカワアツシ]
1979年、慶應義塾大学工学部数理工学科卒業。1986年慶應義塾大学大学院工学研究科数理工学専攻博士後期課程修了(工学博士)。1986年慶應義塾大学商学部助手。1988年静岡大学教養部助教授。1997年東京理科大学理工学部数学科助教授。2002年東京理科大学理工学部数学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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