目次
第1章 気体電子工学の展望
第2章 気体論に関する予備知識(マクスウェルの速度分布則;マクスウェルの速度分布を求めるもう1つの方法;密度分布 ほか)
第3章 電離気体(電子と分子(または原子)との衝突
その他の組合せの衝突
プラズマ ほか)
第4章 気体の絶縁破壊(電子の衝突電離による放電電流の増加;相似則;絶縁破壊への近接 ほか)
付録
感想・レビュー
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tanipo
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東北大学基礎電子工学入門講座第4巻1968年第2版を2019年に新装したもの。内容は1968年。 マクスウェル速度分布で身長の分布を例にして,身長170cmの人と言っても数学の世界では170.0000・・・cmの人ということで,そんな人はいない。身長が170cmから170.1cmといえば数学の世界でも立派に通用する。と書いてあって,こういうやや砕けた語り口で,しかも厳密に基礎から説いているところが大変よい教科書である。 理論重視。グロー放電が登場するのは最終の第4章。2021/01/23