出版社内容情報
モノづくり×モノづかいが企業戦略に新価値をもたらす!
本書は,現代のビジネスシーンにおいて「デザインサイエンス」を取り入れた経営戦略・商品企画・技術開発がいかに重要かを解説.
ここでの「デザイン」とは,単なる造形・意匠といった狭義を意味するものではなく,企業戦略上の総合的なモノづくりを指している.特に重視するのが,製品などのモノの使用段階を意識・重視してモノづくりに取り組む「モノづかい」という概念である.
モノづくり×モノづかいが,今後の経営戦略には欠かせないという視点を“10の知恵”として事例を交え紹介する.
また本書は日英対訳であり,英語・日本語学習者にも対応.
「ものづくり」にかかわる読者必携の書.
内容説明
AI・IoT時代、「感動のメカニズム」を経営戦略に活かせ!
目次
第1の知恵 「感動」を生みだす―心を動かすモノづくりのために
第2の知恵 「つかう」をつくる―「モノづくり」×「モノづかい」の産業化に向けて
第3の知恵 「価値成長」を仕掛ける―使い捨て社会からの脱却に向けた、新たなモノづくり
第4の知恵 「タイムアクシスデザイン」で拓く―独自の産業化と経済再生に向けて
第5の知恵 「AGE思考」で思いつく―本当に、AIは人間の創造力を超えるか?
第6の知恵 「創発」に学ぶ―人はなぜ創造できるのか?
第7の知恵 「状態」を考える―製品のデザインから関係性のデザインへ
第8の知恵 「ロバスト性」を獲得する―強靱で、持続可能なモノづくりと社会のために
第9の知恵 「多空間デザインモデル」で開発する―Mメソッド:新たな価値創造に向けて
第10の知恵 「マルチコンカレント」でリードする―第4次産業革命がもらたす「早い者勝ち時代」に何をなすべきか?
著者等紹介
松岡由幸[マツオカヨシユキ]
慶應義塾大学教授、デザイン塾主宰。専門は、デザイン科学、設計工学、製品開発システム論。現在、日本デザイン学会会長、日本設計工学会副会長、日本工学会フェロー、日本機械学会フェローなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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