内容説明
コンピュータ誕生期に最も大きな影響を及ぼし、現在もコンピュータ理論の古典と呼ばれる、チューリングの論文を紹介。コンピュータに関わる重要な論文4編の翻訳と解説が収められている。
目次
チューリングの人生と業績
第1部 計算可能な数について、その決定問題への応用(計算機械;定義 ほか)
第2部 1947年2月20日におけるロンドン数学会での講演(大規模電子デジタル計算機の特徴;音響遅延線について ほか)
第3部 知能機械(いくつかの反論に対する論駁;様々な機械 ほか)
第4部 計算機械と知能(模倣ゲーム;新しい問題への批判 ほか)
著者等紹介
伊藤和行[イトウカズユキ]
1979年北海道大学理学部物理学科卒業。1985年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。1995年京都大学文学部助教授。2002年京都大学博士(文学)。2006年京都大学大学院文学研究科教授
佐野勝彦[サノカツヒコ]
2000年京都大学文学部人文学科卒業。2006年京都大学大学院文学研究科現代文化学専攻科学哲学科学史専修博士後期課程研究指導認定退学。2008年日本学術振興会特別研究員(PD)。2009年アムステルダム大学計算論理言語研究所客員研究員。2010年京都大学博士(文学)、レスター大学計算機科学部客員研究員。2011年北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科助教
杉本舞[スギモトマイ]
2003年京都大学文学部人文学科卒業。2010年京都大学大学院文学研究科現代文化学専攻科学哲学科学史専修博士後期課程研究指導認定退学。2012年関西大学社会学部社会学科社会システムデザイン専攻助教。2013年京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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