内容説明
本書は、1999年6月25日に統計数理研究所において開催された第7回「離散システム研究会」(離散構造とアルゴリズム)の講演内容をまとめたものである。難しい内容を噛み砕いて分かり易く議論が展開されており、大学3、4年生から大学院生までのセミナーや講義の題材としても好適で、「離散構造とアルゴリズム」に関心をもつ学生、研究者、社会人が最新の成果に触れることが出来る優れた自習書でもある。
目次
第1章 高性能近似離散アルゴリズムの設計技法
第2章 一般化安定集合問題
第3章 k‐セット問題とパラメトリック最適化
第4章 公開鍵暗号の設計と安全性証明論
第5章 平面グラフの平面描画アルゴリズム