ＭＶＳの機能と構造―大型オペレーティング・システム

千田 正彦【著】

近代科学社（1986/06発売）

• サイズ B5判／ページ数 233p／高さ 27cm
• 商品コード 9784764901155
• NDC分類 007.63

内容説明

本書は、ＯＳの歴史的背景をもとに、現在世界最大の規模をもち、かつＯＳの代表ともいえるＩＢＭ社のＭＶＳおよび新しい形態としてのＭＶＡ／ＸＡを取り上げ、その機能と構造を詳説する。記述はできる限りトップ・ダウン方式の階層構造に展開し、理解しやすいようにした。また、ＩＢＭ研修センターにおける著者長年の教育経験により、わかりづらい箇所は詳細に説明する等、解説に際して種々の工夫が盛り込まれている。

目次

１．　オペレーティング・システムの概念と基本機能
２．　記憶管理機能
３．　ジョブ管理機能
４．　実行管理機能
５．　入出力管理機能
６．　システム資源管理機能
７．　回復終了管理機能
８．　システム初期設定機能
９．　システム・モニター機能
１０．　安全保護機能

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kaizen@名古屋de朝活読書会]

OS, ユーザからみて仕事のしやすさ、プログラマにとってプログラム開発のしやすさ、オペレータにとってオペレーションのしやすさ。プログラマもユーザもオペレータだという視点を明確にするとよいかも。 FMS fortran monitor system, OS/360, マルチプロセッサ、記憶管理、実行管理（割り込み、ディスパッチャ）、入出力管理、システム資源管理 参考資料で、brooksのthe mythical man month以外はIBM の文書。

2013/09/07