内容説明
2010年は、ミステリーの女王と称されているアガサ・クリスティーの生誕から百二十年目にあたる。それを記念して、クリスティーの生涯と業績をたどり直すとともに、映画・テレビ・舞台化されたクリスティーの作品を集めた。「オリエント急行殺人事件」やテレビの「ミス・マープル」シリーズをはじめ、有名な作品がめじろ押し。
目次
第1部 クリスティー、その生涯と業績(世界最大のベストセラー作家;作家デビューと失踪事件;再婚、中東での遺跡発掘;ミステリー黄金時代の立役者;アガサ・クリスティー・リミテッド;二人の名探偵;人気の秘密;童謡見立て殺人)
第2部 脚色されたクリスティー(劇場映画作品;テレビ作品;演劇作品;ラジオ・ドラマ作品)
著者等紹介
北島明弘[キタジマアキヒロ]
1948年、長崎県佐世保市生まれ。父親の転勤に伴って長崎、福岡、東京、相模原と移り住む。上智大学文学部新聞学科でジャーナリズムを専攻し、書店員、ケーキ店員、紳士録編集、印刷会社員など、さまざまな職業を経て1974年にキネマ旬報社に入り、15年にわたって映画雑誌、映画書籍の編集に携わる。1989年に独立してフリーランス・ライターとなる。『世界SF映画全史』と『世界ミステリー映画大全』(共に愛育社)で、2007年度日本映画ペンクラブ奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。