内容説明
映画のなかでも大きなジャンルとして認められているミステリー映画。その歴史を映画の創成期にまでさかのぼり、以降サイレント、トーキーを経て現代まで、原作小説、監督、主演者、そしてトレンドを含めた流れを踏まえて詳しく教えてくれる、絶好の解説書です。下巻は1960年代から21世紀を迎えた現在までの作品を追って行きます。
目次
第7章 1960~1970年代(実録ギャングスター映画のブーム;「ゴッドファーザー」サガ;七人の泥棒 ほか)
第8章 1980~1990年代(サスペンス・スリラー;エロティック・サスペンス;夫の秘密、妻の秘密 ほか)
第9章 21世紀(アクション映画;アメリカ社会に潜む暴力;誘拐された娘を救え ほか)
著者等紹介
北島明弘[キタジマアキヒロ]
1948年、長崎県佐世保市生まれ。上智大学文学部新聞学科でジャーナリズムを専攻し、書店員、ケーキ店員、紳士録編集、印刷会社員など、さまざまな職業を経て1974年にキネマ旬報社に入り、15年にわたって映画雑誌、映画書籍の編集に携わる。1989年に独立してフリーランス・ライターとなる。『世界SF映画全史』と『世界ミステリー映画大全』(共に愛育社)で、2007年度日本映画ペンクラブ奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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