内容説明
1977年―スコットランドの映画館で、目を輝かせながら「スター・ウォーズ」を見ていた少年がいた。映画の中では、少年の実の叔父が戦闘機のパイロット役で闘っていた。その日から、俳優になることが少年の夢となった。1999年―少年は、「スター・ウォーズ」の新作「エピソード1/ファントム・メナス」で若き日のオビ=ワン・ケノービとなった。その少年の名は、ユアン・マグレガー。今世界中で最も注目を浴びている弱冠28歳の俳優である。彼が初めて舞台に立ったのは、わずか6歳。地元の教会が主催したクリスマス劇の主役だった。牧師は日記に「幼いユアン・マグレガーは傑出して良かった」と書き記している。幼い時から彼には俳優としての才能が確実にあった。俳優になるのだという固い決意もあった。しかし、それだけでスターになれるほど世の中は甘くない。両親を説得しての高校中退、劇場での裏方時代、ストリートミュージシャンで学費を稼いだ演劇学校時代、イギリスでも日本でも公開されることのなかったスクリーン・デビュー作。これは、才能と努力と運の強さによって夢を現実にした生まれながらの俳優の軌跡である。
目次
ギャラクシーとの出逢い
ポスターのまなざし
巨人ゴリアテとの決闘
ロブ・ロイの末裔
ドロップアウト
夢へのファースト・ステップ
「単純にゴムひもになろうとしただけなんだ」
エルヴィス・プレスリー・コネクション
ロビン・ウィリアムズ、フランスの恋とラジオ・デイズ
それは、低予算のスコティッシュ・スリラーから始まった
オックスフォードで迎えた転機〔ほか〕