英米世界秩序と東アジアにおける日本―中国をめぐる協調と相克 一九〇六~一九三六

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英米世界秩序と東アジアにおける日本―中国をめぐる協調と相克 一九〇六~一九三六

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  • サイズ A5判/ページ数 797,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784764603394
  • NDC分類 319.103
  • Cコード C3031

内容説明

日本の外交史研究の可能性に挑む大作。二十世紀前半の日本の中国外交と世界意識、英米の世界戦略と東アジア外交、各国の内政、外交、通商、移民、安全保障の交錯を緻密に描く。

目次

自由主義の理念と制約される世界
第1部 対等の地位を目指して(桂園時代の国家的展望;同盟外交と通商条約改定交渉;革新主義時代のアメリカ;辛亥革命、大正政変とその後の内外情勢の緊迫化;第一次世界大戦期の日本の中国外交;第一次世界大戦期の日米関係;国際連盟の創設)
第2部 国際的自立と内外融和への模索(ワシントン会議から排日移民法の成立へ;戦後イギリスの政治理念と外交、帝国戦略;日本における政党内閣と内外政策の転換;北京関税特別会議と北伐への対応;陸軍改革運動と張作霖爆殺事件;米英日の新政権と世界恐慌下の内外政策;治外法権撤廃交渉)
第3部 広域経済圏形成の中で(満州事変の勃発;満州事変期の政治、経済再編と対外関係;満州事変後の対中国政策;帝国領域としての満州国;イギリス自由主義とアメリカ自由主義;陸軍派閥対立と華北分離工作)
二十世紀前半の英米世界秩序と日本

著者等紹介

宮田昌明[ミヤタマサアキ]
1971年石川県生まれ。1994年京都大学文学部史学科卒業。1999年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2013年京都大学博士(文学)。現在、一燈園資料館「香倉院」(一般財団法人懺悔奉仕光泉林付属)勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カラコムル711

4
大部な本で完読していない。特徴は統制派に対する厳しい見方で当然その中心の永田に対して厳しい。永田に甘い見解も森靖夫氏などにあるが自分はこの書の見解に与する。ただ他人の批判はするがその根拠がやや一方的な感がする。英米の自由主義の解析はやや特異か。精読しないと理解しにくい本だ。著者が特別几帳面な研究者であることは間違いない。2018/06/12

Naoya Sugitani

3
ニ段組みで註込みで800頁を優に超えるという怪物的作品。内容もそれに見合うもので戦前日本が英米の世界秩序構想にどう向き合ったのか、そこにさらに中国という軸が入ることで錯綜しながら対立していく過程がこれでもかというぐらいに丁寧に描かれている。当時の英米の政権の政策事情と政局について読むだけでも勉強になるが、それに加えて日本の外交史や政治史についてもこれでもかというぐらいに詳しく言及されている。この時代の専門家がまず読むべき一冊。しかし、先行研究への批判があまりに厳しすぎる。2017/04/01

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