内容説明
ひとたび発した人間の意志は、簡単にまた容易に霧消し雲散するものではない。わが国の歴史上にその事実を見る本書は、歴史の書でありかつまた神道の書であもある。
目次
神璽の霊威
神々の眠り
宗教思想史成立の課題―近世史の場合
遺る魂・遺す魂―神道の課題として
後鳥羽上皇御意志の成立―怨霊思想の解明の1として
後鳥羽上皇御霊の発動
意志の経承―鎌倉親王将軍出現の理
出雲国造継承法の研究
後醍醐天皇と出雲大社
明治政府の教化運動と大国主神
明治初期の宗教意識
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