出版社内容情報
水戸のユニークな国学者
吉田活堂(令世)の人物像に迫る
藤田幽谷の門人であり、東湖の義兄に当たる吉田活堂(令世〈諱〉)は、水戸学に国学という学問を積極的に取り入れようと試みた人物である。
本書では、義公光圀以来の学風の中に自らの学問思想を磨きつつ、水戸学の一翼を担った吉田活堂という人物に光を当てて、彼の生涯を明らかにし、水戸学及び国学史上の役割を考える。
『水戸の人物』シリーズ刊行に当たって
はじめに
一 藩主斉昭の誕生
二 生 涯
三 著 述
四 学 問
五 和 歌
六 交 遊
七 家 族
八 終 焉
附録一 『声文私言』をめぐって
附録二 『伊勢物語作者論』について
附録三 『万葉集』研究について
吉田活堂・璞堂略年譜
おわりに
梶山孝夫[カジヤマタカオ]
著・文・その他
内容説明
藤田幽谷の門人で、藤田東湖の義兄に当たる吉田活堂(令世)は、水戸学に国学(古典・歌学)という学問を積極的に取り入れようと試みた人物である。本書では、義公光圀以来の学風の中に自らの学問思想を磨きつつ、水戸学の一翼を担った吉田活堂という人物に光を当てて、彼の生涯を明らかにし、水戸学及び国学史上の役割を考える。
目次
1 藩主斉昭の誕生
2 生涯
3 著述
4 学問
5 和歌
6 交遊
7 家族
8 終焉
附録1 『声文私言』をめぐって
附録2 『伊勢物語作者論』について
附録3 『万葉集』研究について
著者等紹介
梶山孝夫[カジヤマタカオ]
昭和26年茨城県生。大学卒業後茨城県内の私立高等学校(中学校)に奉職、平成24年3月退職。鹿嶋市及び稲敷市文化財保護審議会委員、鹿嶋市史編纂専門委員、図説鹿嶋の歴史編集委員等歴任。現在、水戸史学会理事、温故学会顧問。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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