内容説明
平泉澄博士の神道観に迫る待望の続編!菅原道真公、明恵上人、北畠親房公、山崎闇斎、遊佐木斎、谷秦山、佐久良東雄、真木和泉守ら著者が生涯探究し続けた史上の人物論を含む珠玉の十六編を収録。
目次
1 序論(神道と国家との関係)
2 前篇 神道史上の人物論(至純の忠誠―菅原道真公;神道伝承者としての明恵上人;百代の国師親房公;闇斎先生と日本精神;天地の常経―遊佐木斎先生;険難の一路―谷秦山先生;真の日本人―佐久良東雄先生;真木和泉守の理想)
3 後篇 神道をめぐる諸問題(神社を中心とする自治団体の結合と統制;歴史を貫く冥々の力;旧家;日本精神の顕晦;谷省吾著『神道原論』序;冥々の導き;林下幽閑の記)
著者等紹介
平泉澄[ヒライズミキヨシ]
明治28年(1895)2月16日福井県大野郡(現勝山市)平泉寺で誕生(父恰合・母貞子の長男)。第四高等学校を経て大正7年(1918)東京帝国大学文科大学国史学科卒業、同大学院進学。同10年大阪の森下逸子と結婚。同12年同大学専任講師、同15年文学博士・助教授。昭和5年(1930)欧州留学。同10年教授、同20年辞職。同59年2月18日帰幽(満八十九歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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