目次
最後の日
夢の世界へ
ミッキーマウスは生きている
パレードが回る
みんな陽気に笑っている
楽屋の中から
幸せという絶対神
エブリシング・イズ・ハッピーハッピー
自由の代償
わたしを一人にしないで
さよなら夢の国
豊かな日本のお伽話
いつになったら夢からさめるの？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オ・パッキャ・マラ夫
8
働く、という視点に立つとそれがディズニーランドであろうと夢の世界ではないんだなと思いました。どこの職場であろうと、あえて目をつぶらなければならないこと、手がつけられないことがあるのだなぁと。20年後の今の状況はどうなのか気になるところです。また、著者はディズニーランドの不自然さを好んでいないようでしたが、私は逆にそういった完璧に作り込まれた世界を好んでいることに気付きました。読了後もディズニーが好きな気持ちは変わりません。 2015/10/23
きょん。
7
先日読んだフィクション話「ミッキーマウスの憂鬱」があまりにも面白かったので、似たようなノンフィクションは無いかと探して読んだ本。偶然にもどちらの話も配置されたのは美装部という部署で、置かれてる立場もほぼ同じだった。驚くことに書かれたのはもう20年も前のことなのに、闇の部分というか表で「夢」を描いてる分だけの皺寄せが下っ端のアルバイトに来ている構図は全く変わっていなかった。両方を読んだことで実態がくっきり浮かび上がるという希な体験ができた。2014/05/29
がっち
5
結構古い本だが、このころからアルバイトであろうと教育の徹底ぶりがわかる。それに対応できる人間であるためには、かなり個々の努力が必要だ。この裏側が垣間見れた。好きじゃないとやっていけないだろうな。Ｃ2011/07/22
kiyoboo
4
子供が借りてきた本。夢の王国で働いた人が舞台裏から見た話。筆者は美術部美装課で衣装の管理しやキャラクターに着せたり脱がせたりする裏方を経験した。その時の様子が詳細に書かれている。裏の事情を知るのにはいいが、「ディズニーランドは嫌いだが、そこで働く人が好き」「雨でパレードが中止になると恵みの雨」と考える筆者には最後まで共感できなかった。2012/11/19
しょーこ
3
ディズニー強化月間1冊め。図書館で借りた20年前に出版された本。ディズニーランドでのお仕事経験を持つ著者のリアルな話。2013/03/10
