登山の医学ハンドブック

個数:

登山の医学ハンドブック

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784764400528
  • NDC分類 780.19
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 高山の自然は多くの人々を魅了し,近年,トレッカーの数は増加している.また同時に遭難をはじめとする山でおこる事故もあとをたたない.本書は,一般登山者ならびにトレッカーはもとより登山を指導する立場にある方々に携行していただきたい一冊である.「登山中に起こり得る症状」や「疾病をもっている人」の登山,「救急処置法」等を,登山に習熟した臨床医がわかりやすく解説    《目次》 1 登山医学概論―山で体をこわさないために― 1.普段のトレーニング 2.山でケガをしないための注意事項 (1)転ばぬ先の杖/(2)歩き方/(3)下り坂では走らない/(4)行動中は軍手をはめる/(5)火傷/(6)凍傷/(7)雪盲/(8)日焼け/(9)靴擦れ・まめ 3.山で体調を崩さないための注意事項 (1)山での服装/(2)風邪の予防/(3)低体温症の予防 2 登山中に起こりうる 1.非特異的症状 (1)発熱/(2)全身倦怠感/(3)食欲不振/(4)浮腫(むくみ) 2.呼吸器系の症状 (1)咳と痰/(2)呼吸困難・胸部痛 3.循環器系の症状 (1)胸痛/(2)動悸/(3)起坐呼吸/(4)乏尿 4.消化器系の症状 (1)腹痛/(2)下痢/(3)悪心・嘔吐/(4)吐血・下血 5.神経系の症状 (1)意識障害/(2)運動失調/(3)行動異常/(4)睡眠障害/(5)頭痛/(6)運動麻痺/(7)感覚障害/(8)けいれん発作 6.整形外科的症状 (1)関節痛/(2)筋肉痛/(3)四肢のしびれ感/(4)ザック麻痺 3 登山中に発病し得る疾患 [1]非外傷性疾患 1.呼吸器系の疾患 (1)高所性の咳/(2)感染性疾患/(3)アレルギー性疾患/(4)高地肺水腫/(5)肺血栓塞栓症/(6)自然気胸/(7)異常呼吸 2.循環器系の疾患 (1)急性心筋梗塞/(2)脳血管障害/(3)発作性頻拍 3.消化器系の疾患 4.神経系の疾患 一過性脳虚血/高血圧性脳症/脳卒中/脳硬塞/脳出血/クモ膜下出血/頭部打撲による頭蓋内出血/脳炎,髄膜炎/高所脳浮腫 5.内分泌系疾患 (1)糖尿病 6.腎臓疾患 (1)腎臓疾患:横紋筋融解症 7.アレルギー性疾患 (1)気管支喘息/(2)アレルギー性鼻炎・結膜炎(花粉症)/(3)アトピー性皮膚炎・蕁麻疹 8.歯科的疾患 [2]外傷性疾患 1.骨折ならびに整形外科的疾患 (1)骨折/(2)脱臼/(3)捻挫/(4)挫傷 2.熱傷 3.頭頚部外傷 (1)頭皮の損傷/(2)頭蓋骨の損傷/(3)頭蓋内の損傷/(4)頚部の損傷 4.胸部外傷 5.腹部外傷 6.軟部組織外傷 挫傷/擦過傷/裂創/刺創/重度挫滅創/消毒/出血/浮腫/水泡/腱損傷/指切断 [3]環境要因による疾病 1.凍傷 2.低体温症 3.熱中症 4.高山病(国内山行を想定) 急性高山病の診断・治療/高地肺水腫の診断・治療/日本の高地肺水腫の特徴/現場でできる検査/高地肺水腫の検査所見 5.紫外線障害(日焼け・雪盲) (1)日焼け/(2)雪盲 6.咬傷,刺傷 4 疾病をもっている人の登山における注意 1.高血圧症 2.呼吸器系の疾患 (1)気管支喘息/(2)慢性呼吸器疾患/(3)肺がん/(4)肺血栓塞栓症・原発性持続性肺高血圧症/(5)睡眠時無呼吸症候群/(6)自然気胸/(7)睡眠薬常習者 3.胃・十二指腸潰瘍 4.虚血性心疾患 5.脳卒中後遺症 6.腎臓病 (1)持続性たんぱく尿・血尿症候群/(2)慢性腎炎症候群/(3)ネフローゼ症候群/(4)糖尿病性腎症/(5)ループス腎炎/(6)腎硬化症・高血圧性腎障害/(7)多発性嚢胞腎/(8)小児腎疾患 7.手術後の登山 8.がん 9.高齢者一般 10.妊娠と登山 11.小児疾患 (1)循環器疾患/(2)気管支喘息/(3)てんかん/(4)糖尿病 12.小中高校生の集団登山 (1)車酔い/(2)気管支喘息発作/(3)便秘と下痢/(4)急性高山病/(5)ハチ刺症/(6)マムシ咬傷,ダニ咬傷/(7)捻挫・脱臼/(8)靴擦れ,まめ 5 登山中に必要な救急処置法 1.人工呼吸法と心臓マッサージ 2.医師が随行する場合 3.登山で有効な漢方薬 6 登山中における栄養をめぐる諸問題 (1)登山中のエネルギー消費量/(2)炭水化物の重要性/(3)栄養補給の方法/(4)登山中の脱水量/(5)水分補給の方法/(6)高所での栄養補給 7 ヒマラヤ高所医学 [1]高所医学概論 [2]高所医学各論 1.急性高山病 2.高所肺水腫 3.高所脳浮腫 [3]高所トレッキングの注意 予防接種の準備 (1)ネパール(ヒマラヤ)/(2)パキスタン(K2,ナンガパルバットなど)/(3)中国(天山山脈,チベットなど)/(4)タンザニア(キリマンジャロ)/(5)ボリヴィア(アンデス)/(6)先進国(アメリカ,カナダ,ヨーロッパなど) 開発途上国で問題となる主な疾患 (1)食べ物が原因/(2)蚊が媒介する病気/(3)水浴びで感染/(4)不用意に素足で歩かないこと/(5)動物が媒介する病気 [4]高山病の治療概論 [5]高山病予防概論 1.高所順応トレーニングの意義と効果 (1)日本の山を利用した高所順応トレーニング/(2)低圧シミュレータを用いた高所順応トレーニング 2.高山病の予防法

内容説明

登山に関する医学書としてこの本は、医師・登山愛好者のための“安全確保の道しるべ”です。まず最初に『山で体をこわさない』ようにするための医学知識について述べています。

目次

1 登山医学概論―山で体をこわさないために
2 登山中に起こり得る症状
3 登山中に発病し得る疾患
4 疾病をもっている人の登山における注意
5 登山中に必要な救急処置法
6 登山に携行したほうがよい医療器材と医薬品
7 登山における栄養をめぐる諸問題
8 ヒマラヤ高所医学

著者等紹介

松林公蔵[マツバヤシコウゾウ]
京都大学東南アジア研究センター教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品