出版社内容情報
《内容》 本書は,日本学術会議第16期消化器学研究連絡委員会第6回シンポジウムの記録集として企図・編集いたしましたが,内容も消化器病態学の今日的なテーマを網羅する大変充実したものとなりました.本書を消化器病学に関心を持っておられる実地医家の先生方,研修医,消化器病学の若い研究者等に少しでもお役に立てれば筆者一同の喜び,これに勝るものはありません.~序文より~ 《目次》 シンポジウム1:ウイルス性肝炎・肝癌制圧の新しい治療戦略1.肝炎ウイルスの分子生物学の新しい展開/2.肝炎ウイルスと肝発癌/3.インターフェロン治療は肝炎・肝硬変の予後をどう変えるか/4.手術によらずに肝癌をどこまで治療できるか/5.長期予後からみた肝癌の外科的治療の評価/6.肝炎から肝癌への病態シンポジウム2:消化性潰瘍の病態生理よりみた新しい治療戦略1.胃・十二指腸粘膜障害と消化管ホルモン/2.胃・十二指腸粘膜障害と粘膜血流/3.胃・十二指腸粘膜障害とサイトカイン・フリーラジカル/4.胃・十二指腸粘膜障害と増殖因子/5.Helicobacter pylori感染による胃・十二指腸病変の発生機序/6.Helicobacter pylori除菌療法の評価/7.消化性潰瘍の新しい治療戦略シンポジウム3:消化器癌の新しい治療戦略1.食道癌の先進的内視鏡治療とその限界/2.胃癌の先進的内視鏡治療とその限界/3.大腸癌の治療戦略と展望/4.肝細胞癌の集学的治療戦略/5.膵臓癌の治療戦略と展望/6.胆管癌の治療戦略と展望/7.消化器癌の免疫療法の現状と展望/特別発言サテライト講演:ウイルス性肝炎の分子免疫学とインターフェロン治療1.C型ウイルス肝炎の分子免疫学/2.B型慢性肝炎に対するインターフェロン治療のジレンマ/c型慢性肝炎に対するインターフェロン治療のジレンマ/特別発言ランチョンセミナー1.胃潰瘍と断層像を中心に/2.潰瘍再発のメカニズムからみたQOUHの意義教育セミナー1.慢性膵炎の病態・診断・治療対策/2.大腸隆起性病変の診断と治療/3.肝性脳症の病態生理と治療対策/4.肝性腹水の病態生理と治療対策/5.進行胃癌の化学療法と患者のQOL/総括
目次
シンポジウム(1)ウイルス性肝炎・肝癌制圧の新しい治療戦略
シンポジウム(2)消化性潰瘍の病態生理よりみた新しい治療戦略
シンポジウム(3)消化器癌の新しい治療戦略
サテライト講演 ウイルス性肝炎の分子免疫学とインターフェロン治療
ランチョンセミナー
教育セミナー