出版社内容情報
《内容》 現代の臨床検査は専門の臨床検査技師に分析技術を分担させ,分析器械を駆使して検査業務を実施し,その成績に臨床検査医のコメントを付記して報告書として提出されるので,自分自身で臨床検査をする機会は少ないが,客観的医療情報である臨床検査データがどのように得られるのか,また何と何を組み合わせて検査したら,患者の何がわかるか,自分自身の経験を積んで,自分流の検査中心の診察作法を手に入れておくべきである. 本書は学生が臨床の場に出て実際に役立つことを考慮したため内容が豊富であり,末尾には付として基準値を一覧表でまとめてある.