出版社内容情報
《内容》 岡嶋敬治教授は日本人体の材料から描写した図を第一主義とした畢生の大著「解剖学」を1933年に出版した.岡嶋教授逝去後は「岡嶋解剖学」と改名され17版を重ねたが,今回,有志相はかり,内容,体制等に改訂を加え,本書を出版するに至ったものである.改訂の主な点は次のとおりである.1)原著から適当と思われる図を選び出し,その図中の解剖学名をすべてラテン語,日本語,英語の3カ国語で記載した.2)図のみでは理解しがたい部分が多数あるため,原著よりも簡単ではあるが,解説文を記述した.3)理解を助けるため,新しい模式図を多数挿入した.4)原著では4巻に分冊されていたものを全巻1冊のハンディなものにした. 《目次》 人体の部位1.骨学1.脊柱/2.胸郭/3.頭蓋/4.上肢骨/5.下肢骨2.靱帯学1.脊柱,胸郭および頭蓋の連結/2.上肢帯の連結/3.下肢帯の連結3.筋学1.背部の筋/2.頭部の筋/3.頸部の筋/4.胸部の筋/5.横隔膜4.脈管学1.心臓/2.動脈/3.静脈/4.リンパ系/5.脾臓5.内臓学1.消化器/2.呼吸器/3.尿生殖器/4.内分泌腺6.神経系1.中枢神経系/2.末梢神経系/3.自律神経系7.感覚器1.視覚器/2.平衡聴覚器/3.嗅覚器/4.味覚器/5.外皮