内容説明
生徒を教えながら、教師も生徒に教えられて、ともに成長する。大村教室の真髄を語る話題の書。
目次
子どもに楽しい国語教室を(楽しくない教室は、教室にならない;適切なひと言、適切なヒント;教師の腕前;読書のあとの気持ちを耕すために;感動できたらそれで十分;子どもの読みを耕す方法 ほか)
子どもに楽しい国語教室を 続(歩き方にも気持ちが表れる;一人に向かってでも本気で話す;優劣を越えたハーモニー;専門の書き手を育てるのではない;必要に応じて用の足りる文章を書く;子どもの顔を読みとって手を打つ ほか)
「書くこと」そのことの指導(生きていく力の一つとしての「書くこと」;直接の指示は避ける;子ども同士の作品を読み合うことについて;作品をねらわないで書く力をつける;資料探しと資料の整理―ある単元学習;書くに足る内容を持たせること;書く力は書くことによって伸びる)
教えながら 教えられながら(教室は、教師も生徒とともに伸びるところ;自然に学習に引き入れるために)
母でこそできることを(若いころお母さんがたが苦手だった;母親は先生の助手ではない;お母さまが、まず人間の見方の確立した人に;ほんとうの愛の表し方を;幼い耳にたくさんのことばを;豊かなことばで;こんな場面では、こんなふうに)
諏訪こそわが根(「聞くこと」「話すこと」;「聞くこと」「話すこと」の後戻り;伝統的な「読むこと」「書くこと」;「作文・文法」という教科があった;私の作文指導;生徒の作文を読む楽しみ;当時の作文指導の実物再現;川島治子先生のたまもの;「なさい、なさい」をやめて;40年もたってから;あのころのこと)
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