感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よね
5
こんなにも言葉に対して敏感になったのはいつぶりだろう。読み進めていくうちに、自然と襟を正したくなっていった。そういえば著書に出てくる中学生は、皆学ぼうという意欲が高い。よく書こうとし、そしてよりよく改善しようとする。どうすればあんな意欲的な態度になるのか。大村先生が的確なアドバイスをその場でできるから意欲につながる…だけではないだろう。他の著書も読んでみようと思う。2020/08/13
真知
2
作文は毎日書くことが大切です。上手でなくてもよいのです。ことばを見つめましょう。磨きましょう。読んでいるひとに、わたしの感じたことが正しく伝わるように。いつか、わたしの畑にも、甘くて瑞々しい実りができますように。2017/01/17
ななえもん
1
大村はま。大学の頃、授業で知った先生の名前。子どもたちが書き上げた作文を、一緒に「お手入れ」する本。長野の方言だという「らっくりした」という表現に、ときめく。また島崎藤村の「雲の日記」や、西尾実先生の「動詞を豊かに使いこなす」という教え、そして大村先生の「ことばの写真」を撮る教えが、心に残った。2013/06/01