内容説明
旧約聖書にその言葉を文書として残している預言者たちはいかなる人々であったのだろうか?彼らはイスラエルの神をどのように理解していたのだろうか?預言者について歴史的・総合的に考察し、その思想を明らかにする。現代の預言者研究において不可欠な基本文献。本巻ではエレミヤ、エゼキエル、第二・第三イザヤらを取り上げる。
目次
1 新バビロニア時代の回帰を求める預言(預言の陰での律法授与―申命記;エレミヤ・ベン・ヒルキヤ;バビロニアの権力とその協力者としてのエドム。ハバククとオバデヤ;エゼキエル・ベン・ブジ;第二イザヤ)
2 ペルシア時代の預言活動の盛衰(第三イザヤ;ハガイとゼカリヤ;マラキからヨナまで。終結部;回顧と展望)
著者等紹介
荒井章三[アライショウゾウ]
1936年福井市に生まれる。1958年京都大学文学部哲学科卒業。1963年立教大学大学院文学研究科(組織神学専攻)博士課程修了。1964年ハンブルク大学神学部留学(~65年)。1972年『新共同訳聖書』翻訳委員ならびに編集委員(~87年)。1978年ハイデルベルク大学神学部にて研修(~79年)。2000年神戸松蔭女子学院大学学長(~04年)。2004年松蔭女子学院院長(~06年)。2006年ハイデルベルク大学哲学部・日本学科客員教授(~08年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- カルロス・ゴーンの言葉
-
- 和書
- 現場のノイズ対策入門