内容説明
1929年にラス・シャムラ(シリア)で発見された古代都市ウガリトの遺跡は、これまで知られなかった古代カナンの宗教と文化をいっきょに明るみに出した。思いがけない発見のいきさつ、ウガリト文字解読の物語、旧約聖書との関連性など、興味つきないテーマを分かり易く解説した、ウガリト学への最良の入門書。
目次
第1章 聖書の世界への新しい光
第2章 失われた都市の再発見
第3章 古代ウガリトの生活
第4章 ウガリトの言語と文学
第5章 旧約聖書とウガリト学
第6章 新発見および今後の展望―エブラとラス・イブン・ハニ
第7章 今後の研究のために