内容説明
〈在米日系人史〉と〈戦後日本教育史〉の交差史!戦時下アメリカにおける日系人の強制収容・再定住と、戦後日本の教育再建はどのように交差するのか。日米の”越境者”の活動に着目し、宗教が日本の復興期・転換期における人間形成と社会の再編成に与えた影響と、日本人の自主性確立に至る過程を実証的に究明する論集。宗教学、社会学、教育学、歴史学を越境した共同研究の成果!
目次
序章 占領期日本の教育再建と越境キリスト教(吉田亮)
第1章 アンドリュース牧師のみた「ヒロシマの家」建設活動―日系教会アメリカ人牧師の体験と意味(高木(北山)眞理子)
第2章 キリスト者の自由と平和―チャールズ・アイグルハートによる戦後日本と世界の再建(池端千賀子)
第3章 日本派遣宣教師と戦後復興―C.B.デフォレストと神戸女学院を事例として(石村真紀)
第4章 アメリカフレンズ奉仕団による和解と復興―国際学生セミナーの活動を通して(郷戸夏子)
第5章 同志社の戦後教育復興―R.I.シーベリーが繋いだもの(神田朋美)
第6章 キリスト教主義大学の戦後復興―明治学院と松本亨(松盛美紀子)
第7章 占領期日米プロテスタントによるキリスト教大学構想―「ノンセクタリアン」を手がかりに(吉田亮)
第8章 戦後京都におけるメリノール宣教会の教育・慈善活動―若者への接近と「民主主義」(大森万理子)
第9章 戦後の在京日系二世仏教徒と国際仏教協会(IBA)(本多彩)
第10章 戦後の日本語教育に果たした宣教師D.ダウンズの役割(竹本英代)
第11章 オーテス・ケーリと同志社大学の戦後教育―リベラル・アーツに無限の可能性を見る(物部ひろみ)
第12章 敗戦後におけるキリスト教系大学の農村事業構想―同志社大学における農本文化財団活動を中心に(田中智子)
第13章 戦後日本の教育再建の一断面―澤田節蔵の活動をめぐって(根川幸男)
第14章 常光浩然における戦後の仏教振興と反核・平和運動(高橋典史)
特別寄稿 新たな伝道対象を求めて―帰還したアメリカ人宣教師、強制収容された日系アメリカ人そして戦時における捉えどころのない伝道地(エミリー・アンダーソン)
著者等紹介
吉田亮[ヨシダリョウ]
同志社大学社会学部教授。日米越境キリスト教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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