内容説明
信条学研究の決定版!『キリスト教の伝統』(全5巻)で知られる教理史家ヤロスラフ・ペリカンの後期の代表作。古代から現代までの膨大な文献を渉猟し、信条と信仰告白の定義・起源・権威・歴史を詳述した記念碑的著作。
目次
第一部 信条と信仰告白の定義(信条と信仰告白の連続性と変化;信条と信仰告白の必須性;郷里としての信仰告白;信仰と職制)
第二部 信条と信仰告白の起源(聖書、伝統、信条;祈りの法則と信仰の法則;一致の定式―またその不一致;信仰告白の定式と宗教政治)
第三部 信条と信仰告白の権威(教会法としての信条的教義;信条ではなく行為か?;多文化への信条と信仰告白の伝播;信者の大部分の正統)
第四部 信条と信仰告白の歴史(初代教会における信仰の基準;東方正教会における信仰の確言;中世西方教会における信仰の公言;宗教改革期における信仰の告白;近現代キリスト教における信仰宣言)
第五部 参考文献
第六部 『キリスト教の伝統における信条と信仰告白』に関する索引
第七部 信条に関する索引
著者等紹介
本城仰太[ホンジョウコウタ]
1978年生まれ。東京神学大学、同大学大学院で学ぶ。東京神学大学博士。現在、東京神学大学准教授、日本基督教団中渋谷教会牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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