内容説明
りんご園「敬業社」開設、藤崎銀行創立、牧場経営、鉱山開発など多角的な事業展開で地方産業を振興した一大事業家でありながら、歴史に埋もれてしまったのはなぜか。弘前女学校を設立してキリスト教教育に注力し、大凶作時には窮民へ米を配布し慰問伝道を行った彼の信仰に学び、知られざる実像に迫る。
目次
第1章 若き時代
第2章 藤崎とキリスト教
第3章 りんご園「敬業社」
第4章 弘前女学校の設立と経営
第5章 社会事業と長谷川誠三
第6章 事業家長谷川誠三
第7章 東北に長谷川あり
第8章 メソジスト教会からプリマス・ブレズレンへ
第9章 晩年
著者等紹介
岡部一興[オカベカズオキ]
1941年、東京都荻窪生まれ。1970年、明治学院大学大学院経済学研究科修士課程修了、相洋中高等学校教諭、教頭などを歴任。その後、明治学院大学、明治大学、青山学院大学、麻布大学において講師を勤めた。現在、明治学院大学キリスト教研究所協力研究員、フェリス女学院理事。キリスト教史学会会員、日本歴史学会会員、経済学史学会会員、横浜プロテスタント史研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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